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06月11日-03号

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  1. 志免町議会 2019-06-11
    06月11日-03号


    取得元: 志免町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-18
    令和 元年第3回 6月定例会1 議 事 日 程(第3号)   (令和元年第3回志免町議会定例会)                                    令和元年6月11日                                    午 前 10 時 開議                                    於   議   場 日程第1 一般質問番号質 問 者件    名要旨・質問内容質問の相手5岩 下 多 絵1.町の集団健診について。(1) 町民の健康維持への関心について。  ①年に一度の特定健診・がん検診、国保の方で毎年どれくらいの方が受診されているのか。受診率は?1日の平均受診者数は? (2) 健康寿命を延ばす為の取組みについて。  ①平均寿命が男女共に延びているが、健康寿命となるとそれよりも10年下がっている現状。町として、健康寿命を延ばす対策を何か行っているのか。 (3) 集団健診への歯科検診、歯科相談の導入を。  ①健康の源は口の健康から。美味しく食事を摂れる事が重要。現在、日本人の成人の8割以上が何らかの歯周トラブルを抱えている現状。どの世代であっても、しっかり口から食事が摂れるという事は生きる意欲につながる。又、口腔機能の低下は、呼吸器系の感染症や肺炎など全身の健康にも影響する事も分かっている。   口の健康の重要性について、今後、町としてどう思われるか?町長2.政治、選挙への関心の低下にについて。(1) 選挙のたびに投票率が低下している点について。  ①4年前の統一地方選の投票率が46.49%、そして今回、有権者が18歳からになったとしても41.95%。徐々に投票率が低下しているが、町として何か対策をとっているのか? (2) こども模擬選挙や模擬議会について。  ①小学校高学年を対象に「こども模擬選挙」や「こども模擬議会」を教育の一環として定期的に開催してはどうか。   子どもの参加により、子育て世代(親たち)の関心も高まるのではないか。親の政治への無関心さが子どもにも影響する。   子ども達からの意見により私たち大人も気づかされることもあるのでは?町長6古 庄 信一郎1.世利町政2期目のスタートにあたり、志免町の課題の認識と、公約との整合性と対応について問う。(1) 志免町の課題についての認識を問う。  ①志免町の主な課題についての町長の認識を問う。 (2) 選挙公約の内容と志免町の課題に対する整合性と対応について問う。  ①「対話と行動力」で志免町が元気になるのか。  ②志免町の向かう方向をどう考えているのか。  ③町づくり公約は抽象的だが、その真意を問う。  ④町の課題に対する町長の解決策は。町長2.ふるさと納税新制度で税優遇期間短縮対象自治体に志免町はなったが、その経緯と対応について問う。(1) 対象自治体は全国で43市町村、福岡県は8自治体で、福岡都市圏では志免町だけ。経過と対応について問う。  ①「ふるさと納税」に対する基本的な考え方。   (泉佐野市の対応についての町長の見解は)
     ②客観的な経緯について。   特に何が原因で対象自治体となったのか。  ③国の今回の適否判断期間における町の具体的な対応は。  ④今後の国の動向と対応策は。  ⑤新聞報道によって町民も初めて知り動揺もある。HP他による説明は。町長3.世利町政2期目にあたり、また新人議員多数となり、行政と議会の情報の共有化について改めて問う。(1) 一事例をもって提起し教訓とするために問う。  ①住民票不正入手報道の真相と情報共有について。  ②Jアラート不具合と議会対応、新聞報道について。   5月15日の実施の結果は。  ③情報共有の考え方について。町長7末 藤 省 三1.環境について。(1) プラスチックごみ対策について。  ①プラスチックごみの現状と対策について。町長2.自衛隊員募集について。(1) 自衛隊員募集事務の現状と課題。  ①募集事務における個人情報保護についての対策と対応について。町長3.消費税について。(1) 消費税増税について。  ①消費税10% 今後の町政をどう考え対応していくか。  ②インボイスの導入で町内業者への対応と対策について。町長4.国保について。(1) 保険税の値上げについて。  ①国民健康保険税の大幅な値上げをどう考えるか。対応と対策について。町長5.教育について。(1) 学校に関する問題について。  ①各小中学校体育館にエアコン設置を。  ②給食の時間延長について。  ③特別支援学級の現状と課題について。 (2) 中教審答申について。  ①中教審の答申をどう受け止めているか。  ②教師の働き方改革をどう見るか。町長 日程第2 議会運営委員長報告及び質疑2 出席議員は次のとおりである(14名)  1番  稲 永 隆 義              2番  岩 下 多 絵  3番  亀 崎 大 介              4番  木 村 俊 次  5番  小 森 弘 美              6番  藤 瀬 康 司  7番  丸 山 卓 嗣              8番  安河内 信 宏  9番  大 熊 則 雄              10番  丸 山 真智子  11番  牛 房 良 嗣              12番  大 西   勇  13番  古 庄 信一郎              14番  末 藤 省 三3 欠席議員は次のとおりである(0名)4 職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(2名)  議会事務局長  世 利 秀 剛          書記      平 山 聡 彦5 地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名(22名)  町長      世 利 良 末          副町長     丸 山 孝 雄  教育長     高 橋 秀 喜          会計管理者   権 丈 伸 吾  総務課長    牛 房 大 和          まちの魅力推進課長                                   内 野 克 志  経営企画課長  池 松 貴 恵          税務課長    徳 永 康 國  住民課長    高 山 真佐子          福祉課長    作 本 和 美  福祉課参事   本 田 真由美          健康課長    長 谷 正 実  子育て支援課長 藤 野 和 博          生活安全課長  圓能寺 豊 博  都市整備課長  砥 上 敏 之          上下水道課長  前 田 健一郎  学校教育課長  太 田 成 洋          学校教育課参事 吉 冨 哲 哉  社会教育課長  安 楽   実          総務課長補佐  二 村 研 司  経営企画課長補佐篠 原 優 人          生活安全課長補佐稲 永   正            ~~~~~~~~~~~~~~~~              開議 午前10時00分 ○議長(丸山真智子君) おはようございます。 これより本日の会議を開きます。 日程に入る前に報告します。 生活安全課長の代理出席として稲永課長補佐の出席を許可しております。            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 一般質問 ○議長(丸山真智子君) 日程第1、一般質問を行います。 順番に発言を許可いたします。 2番岩下議員。質問時間20分です。 岩下議員。 ◆2番(岩下多絵君) 通告に従いまして一般質問させていただきます。初めての質問でふなれな点がございますが、頑張って質問いたしますので答弁のほどよろしくお願いいたします。 昨日牛房議員の質問にもありましたが、人生100年時代、これからさらに少子・高齢化が進み生産人口が減少する中、シニア世代の働き場の提供やワークシェアリングは必要不可欠となってくるでしょう。それには、まず健康でなければなりません。 そこで、1、町の集団検診について、町民の健康維持への関心についてお聞きしたいと思います。 年に1度のお知らせが来る特定健診、がん検診についてですが、大きく分けると国民健康保険、社会保険とありますが、ここでは町で把握しやすい国民健康保険の加入者の方についてのことをお聞きします。 毎年どれくらいの人数の方が受診されているのでしょうか。また、受診率や1日当たりの平均受診者数を教えてください。 ○議長(丸山真智子君) 長谷健康課長。 ◎健康課長(長谷正実君) 志免町では国民健康保険加入者を対象にしたがん検診を年間18回、特定健診と同時に実施しております。国保加入者の平成30年度の実受診者数は2,049名です。1日の平均受診者数は114名となっております。各がん検診ごとの受診者数は平成30年度でございますが、胃がん検診が970名、大腸がん検診が1,492名、肺がん検診が1,507名、子宮がん検診が363名、乳がん検診が439名でございます。国民健康保険加入者の受診率は胃がん検診が13.6%、肺がん検診が20.4%、大腸がん検診が19.9%、子宮がん検診が16.3%、乳がん検診が23.5%となっております。 以上でございます。 ○議長(丸山真智子君) 高山住民課長。 ◎住民課長(高山真佐子君) 国民健康保険の特定健診について説明をいたします。 平成31年4月1日現在の被保険者数は9,248人で、そのうち40歳以上75歳未満の今年の特定健診の対象者数は6,198人となっております。平成30年度の特定健診の受診者は速報値で2,018人です。そのうち集団検診が1,674人、病院での個別受診が196人、かかりつけ医や商工会での受診結果の情報提供によるものが150名余りとなっております。受診率は約30%となっております。 平成30年度の受診率は今年9月ごろ確定をいたします。ですので、昨年度の受診率を申し上げますと、平成29年度の受診率は30.1%でした。 以上です。 ○議長(丸山真智子君) 岩下議員。 ◆2番(岩下多絵君) 3割ぐらいということで、納得いたしました。 じゃ、次の質問に移らさせていただきます。 (2)番、健康寿命を延ばすための取り組みについて。 平均寿命が男女とも延びている現在、健康寿命となるとそれよりも10年ほど下がっているというような状況です。健康寿命とは健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間ということですが、少し詳しく2016年のデータよりつけ加えさせていただきますと、平均寿命、男性が80.98歳に対し健康寿命は72.14歳、ここは8.84歳の差があります。女性については平均寿命87.14歳、健康寿命となりますと74.79歳、この差は12.35歳になります。ちなみに男性の1位は山梨県で73.21歳、これは健康寿命のほうですね。女性は愛知県で76.32歳となっております。福岡県の健康寿命となりますと、全国で男性が40位、71.49歳、女性は30位で74.66歳だそうです。どちらも平均に満たない数字で、ちょっと残念な気がします。 そこで、もっと健康寿命を延ばすことが大事だと考えてお聞きしたいと思います。町として健康寿命を延ばすような対策、取り組みなどは何かされていますでしょうか。 ○議長(丸山真智子君) 長谷健康課長。 ◎健康課長(長谷正実君) 志免町では町民の健康寿命の延伸を目的といたしまして健康増進法に基づく健康増進計画、健康しめ21を平成25年度に策定し、平成26年度から事業を推進してきました。平成30年度に計画の中間見直しを行い、健康増進、食育推進及び自殺対策を一体的に後期計画を策定いたしました。その中で、主要な死亡原因であるがんの早期発見、早期治療のため、がん検診に関しましては国の指針に基づき加入の健康保険にかかわらず受診できるように実施し、多くの町民の方々にがん検診を受診してもらうよう受診率の向上に取り組んでおります。循環器疾患や生活習慣病の発症予防、重症化予防に関しましては住民課と連携をとりながら国保特定健診及び国保特定保健指導を実施しております。受診率の向上や町民の方々の生活習慣の見直しに役立てていただけるように、個別結果説明会を開催し受診結果をお渡しするように取り組んでおります。 健康づくりの推進では、歩くことへのきっかけづくりといたしましてシーメイトでウォーキングイベントを開催しております。また、高齢になっても可能な限り社会生活を営むための身体機能を維持することが重要と考えております。高齢化に伴う機能の低下をおくらせるため、ロコモティブシンドロームや認知機能低下を予防することが必要であるため、福祉課と連携しながら多くの方に参加していただける公民館で介護予防教室うきうきルームを開催し介護予防事業にも取り組んでおります。 以上でございます。 ○議長(丸山真智子君) 岩下議員。 ◆2番(岩下多絵君) もしわかればよいのですが、志免町の健康寿命のデータなどがあるともっとうれしいのですが、そういったものはこの間言っていなかったんですけどありますでしょうか。 ○議長(丸山真智子君) 長谷健康課長。 ◎健康課長(長谷正実君) 志免町の健康寿命等はちょっと把握しておりませんので、わかりません。 ○議長(丸山真智子君) 岩下議員。 ◆2番(岩下多絵君) 今後そういった志免町の健康寿命のデータなどがあると町民の健康維持の向上のモチベーションにもつながるのかなと思いますので、そういったのも出されることを検討お願いしたいと思います。 それでは、次の質問に移らさせていただきます。 3、集団検診に歯科健診、歯科相談の導入をということですが、志免町の集団検診でも40歳、50歳、60歳で本人の希望で検診を受けられること、2018年4月より厚生労働省より特定健診への問診票に歯科の項目が追加されていることは存じております。 問診票の歯科の項目というのは、次のようになっています。食事をかんで食べるときの状態はどれに当てはまりますか、1、何でもかんで食べることができる、2、歯や歯茎、かみ合わせなど気になる部分がありかみにくいことがある、3、ほとんどかめない。では、この項目が追加された背景にはどのような国の狙いがあるのかということで、健康の源は口の健康から、おいしく不安なく食事をとれることが重要で現在日本人の成人の8割以上が何らかの歯周トラブルを抱えているというような状況です。早い方は20代から始まっています。どの世代であっても、しっかりと口から食事をとれるということは生きる意欲にもつながります。また、最近では口腔機能の低下は呼吸器系の感染症や誤嚥性肺炎などになる原因になるほか、そしゃく機能の低下により繊維の豊富な野菜の摂取が低下し、逆に脂質や炭水化物の摂取は増加するため生活習慣病のリスクが高まるなどということもわかっています。国としても、口の健康が全身の健康に影響を及ぼすということを重視しているのです。こういった状況を踏まえ、いま一歩踏み込んだ志免町独自の検診を考えてみてはいかがでしょうか。ちなみに福岡市では、35歳から検診ができます。筑紫野市では、何と16歳から受けることができるようです。口の健康の重要性について、今後町としてどのようにお考えでしょうか。町長の見解をよろしくお願いいたします。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 先ほどから健康についての御質問をされていただいておりますが、健康につきましては今言われますとおりいろんな食生活、また運動、それからストレスをためないというのが健康の第1条件ではないかなというふうに思っております。今言われますように、口腔機能、口の健康につきましては今現在そういった検診も行っているわけでございますが、今周知等が幅広くできていない現状の中で、今言われておりますように低年齢の方々もこの受診をできるようなシステムができればというふうに思います。先進地、今言われます福岡市とか筑紫野市の事例をしっかりと検証しながら、今後検討させていただきたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(丸山真智子君) 岩下議員。 ◆2番(岩下多絵君) では、次の質問に移らさせていただきます。 2番、政治、選挙への関心の低下について。 このたび4月に全国統一地方選挙がありましたが、ここのところ選挙のたびに投票率が低下している点についてお聞きしたいと思います。 4年前の投票率が46.49%、そして今回有権者が18歳からになったとしても41.95%でした。徐々に投票率が低下していますが、町として何かそれに対する対策などはとられているのでしょうか。 ○議長(丸山真智子君) 高山住民課長。 ◎住民課長(高山真佐子君) 現在志免町が選挙啓発として取り組んでいることを幾つか申し上げます。 1つ目が、小・中学生を対象にした明るい選挙啓発ポスターコンクールの参加要請を行っております。県が実施しております内容に基づきまして、粕屋地区でも実施をしております。 2つ目が、中学校の生徒会選挙における投票箱等の貸し出しを行っております。 そして、3つ目が成人式式典における選挙マスコットめいすいくんの着ぐるみを使った新成人への啓発活動です。 4つ目が、同じく新成人へですけども啓発物資等の配布を行っております。 また、粕屋地区の協働事業としまして地区内の各高校ですね、粕屋地区内に5校高校がございますので、そこの高校に出前講座や、また住民の方への啓発物資の配布も行っております。 また、5つ目としまして、選挙期間中は期日前投票及び投票当日の朝夕の防災無線放送を使った投票の呼びかけや広報車を使った選挙広報も行っております。 以上です。 ○議長(丸山真智子君) 岩下議員。 ◆2番(岩下多絵君) 数年前にも似たような質問がされていたんですけれども、そのときも有権者が20歳ということだったので20歳の成人式でPRをするというようなことで終わっていました。成人式のあの空気の中、新成人がとてもそのようなPRを聞いているような感じだとは思えません。高校生の今PRと言いましたけれども、高校生も余り聞いていないような現状ではないかと思い、ここで子ども模擬議会や模擬選挙についてお話をしたいと思います。 小学校高学年、ここでは6年生を対象にしたいと思いますが、子ども模擬議会や模擬選挙の教育の一環として定期的に開催してはいかがでしょうか。ちょうど6年生というのは、社会の授業で三権分立とか選挙とかについて学んでいます。例えばそこに親子参加型の授業として、学校で学校代表の議員選挙を行ったり選ばれた代表をここ議会に招いて本格的な雰囲気の中町長に質問したり、要するに子どもの参加により親世代への関心も高まるのではないかと考えています。結局は、今現在その子育てをしている親世代も政治への無関心層なのです。親子で一緒に取り組んだり子どもたちからの新鮮な意見により、大人たちも少し気づかされる何かがあるのではないかと思います。このように子ども模擬議会や模擬選挙を開催することについて、町としてはどのようにお考えでしょうか。これを開催するとなれば、やっぱり学校の協力、行政の協力、そして私たち議員の協力も必要だとは思っています。町長の見解をよろしくお願いいたします。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 投票率の低下につきましては、4年前の投票率からかなり今回下がったわけでございまして、今言われますように18歳から選挙年齢が下がったということもございまして今回の投票率の結果になったわけでございます。今言われますように小・中学校の生徒の皆さん方にそういった模擬議会とか、以前にもそういったことは実施をした経緯はございますが、今言ってあるようなことは大変実効性のあるいいことではないかなというふうな思いはしておりますが、課題もあるわけでございまして、この議場の中に何名の子どもさんが入れるか、それから学校の時間等をその教科の時間を割いてこっちに来れるのかとか、いろんな問題を抱えておりますが、しかしながら他の自治体も実際に行っている市町村もあるわけでございますので、その辺は学校との連携も含めて選挙に関心を持つという意味合いから、ここの議場ではなくて学校で開催することもまた一つの案ではないかなというふうな思いもございます。実際に生徒会等の選挙もあっている場合もございますので、その辺をしっかりと学校との連携を図りながら検討させていただきたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(丸山真智子君) 岩下議員。 ◆2番(岩下多絵君) 前向きな検討ありがとうございました。これからもっとスキルを磨き、次回の一般質問につなげていきたいと思います。 これで私からの質問は終わらせていただきます。 ○議長(丸山真智子君) 岩下議員の一般質問を終わります。 ただいまから休憩に入ります。再開は10時35分といたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~              休憩 午前10時22分              再開 午前10時35分            ~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山真智子君) おそろいになりましたので、休憩前に引き続き会議を再開いたします。 一般質問を続けます。 次に、13番古庄議員。質問時間30分です。 古庄議員。 ◆13番(古庄信一郎君) 通告に従いまして一般質問を始めたいと思います。 まず初めに、この4月で選挙において2期目を担われることになった世利町長に心から期待を申し上げて、町民の福祉向上と町勢の発展のために、より以上御尽力いただきますことを心からお願いを申し上げておきます。私も議員活動、議会の中では是々非々をモットーといたしておりまして、いいことはいいと、しかしおかしいことはおかしいということをまた世利町政2期目に向かってもその方針で町勢の発展のためにもしっかりと議論なり意見交換をしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 4年前に思い出しますと、世利町政がスタートしたときも選挙で公約として上げられたものについて少し議論をさせていただきましたけども、きょうもスタートに当たって町長の公約ほかについて全て伺うことはできませんけど、重要な点について少し伺ってまいりたいなというふうに思っております。 まず初めに、町民の皆さんと私ども議会と議員と、それから町長、行政側とこの志免町の課題が何であるかということを共有して持っておかないと、これは地方自治運営が成り立たないわけでありまして、いろいろと町の選挙のときの広報とか、それから今議会の冒頭の表明とか、いろんなところでおっしゃっておりますけども、さらに再度町長が今志免町が抱えておる課題、大きな課題というのは一体何なのか、どのような御認識をお持ちになっているのか、まず冒頭にお伺いいたします。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 現在志免町では、議員も御承知のとおり多くの課題を抱えているわけでございます。日々職員一丸となって、その課題解決に向けて町民皆さん方の福祉の向上に向けて努力をしているところでございます。現在おかげさまで志免町では人口は増加いたしておりますが、今後他の自治体と同様に人口減少、少子・高齢化に伴う生産人口の減少、また高齢者対策が喫緊の課題ではないかなというふうに思っております。また、幼児教育、それから待機児童の解消等も課題の一つでございます。そのほかにも、県道68号線の慢性的な渋滞も課題の一つでございます。都市計画道路志免宇美線の早期完成が一つの課題ではないかなというふうに思っております。それから、そのほかには公共施設の老朽化に伴います建てかえ改修等も課題の一つではないかなというふうに思っております。志免町では公共施設の個別計画が本年度中にでき上がる予定でございます。そのことにつきまして、議員皆さん方多くの皆さん方の御意見を聞きながら調整、また新しい施設、今後の改修計画等について進めていきたいというふうに思っております。課題はいろんな意味で山積をいたしておりますが、そういったことの一つ一つを取り組みをさせていただきたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(丸山真智子君) 古庄議員。 ◆13番(古庄信一郎君) 中身については後ほどまた少し議論していきますけど、町長にぜひ聞きたいのは選挙の公約でもありますし、いろんなところでおっしゃってますけども、御自身のこれスローガンでしょうけど、対話と行動力で志免町に元気をと、こううたってあります。これで志免町元気になるんでしょうか。お伺いいたします。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 対話と行動力で志免町に元気をというスローガンを掲げさせていただいております。それで、志免町が元気になるのかという御質問でございます。私が考える対話と行動力というのはよい町、元気な町をつくるのはそこに生きる町民皆様が中心であること、画一的行政施策の押しつけではなく地域の皆様の声に耳を傾け、その願いや悩みを受けとめ、その活動に寄り添う行政が私が思う元気で活力のあるまちづくりと考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(丸山真智子君) 古庄議員。 ◆13番(古庄信一郎君) そこで、今のスローガンに対する是非、考え方、それはもう町長の考えですから私は私の考えでおかしいなという思いもあるかもしれませんけど、それはそれとして、じゃ志免町の向かう方向って私通告しておりますけども、町長の描く志免町の方向性と言ったらおかしいけども、10年後とか20年、どういう方向に自分としては志免町を持っていくんだという基本的なお考えありますか。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 志免町の向かう方向ということでございます。いろんな考え方の中で、私が思う方向といいますか、これからの自治体運営は大変厳しい状況が予想される中で、いかに勝ち残っていくかということ、そのようなことを考えますと将来的には合併が必要ではないかというふうな思いもございます。実は昨年、都市圏の会議の中で久山町長もおっしゃってありました。将来的には、この粕屋地区の合併が必要ではないかというような話をされておりました。おのおのそういう思いはあるかと思いますが、そういった将来的にはそういう方向が必要ではないかなというふうな思いでございます。 以上でございます。 ○議長(丸山真智子君) 古庄議員。 ◆13番(古庄信一郎君) 冒頭から合併のお話が出て、私大変感激しておりますけども、私の公約もそうですけども、常にずっと議会の中で私も申し上げてきてるけど、行財政改革の最たるものはやっぱりこういう無駄といいますかね、この狭いエリアに自治体がこんなにたくさんいるということが最大の無駄で行財政改革の最大のあれは合併であろうと言っています。そういうお考えを持って将来の志免町の向かう方向というものを考えておられるということは私は大変今感動いたしたというか、そういう思いでありますけども、ただ町長、そういうことが公約の中にも、またいろんなところでうたわれていないわけですね。それで、町民の皆さんもそう思うんだけれども、町長の公約を見てると議員さんはいろいろ公約出されますよ。一緒というわけではないけども、余りにも抽象過ぎるんですよ、抽象過ぎる。私たちが聞きたいのはそれでもって何をやろうとしてるんですかって、何をどういうふうにやって、例えば1年でとか、この4年間でとか、例えば変な話、待機児童ゼロにするなんてみんな誰でも言いますよ、そんなことね。そういう思いがあるので、ちょっとこれから少し具体的に伺いますけれども、そのお答えによってまた議論をしていきたいと思いますけど、いろいろ聞きたいところありますけど、一番最初今言いましたけど待機児童ゼロを目指すとありますけども、何をもって待機児童をゼロにしていくんですか。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 将来を担う子どもたちが親御さんが働きたくても働けない状況の中で今おかげさまで志免町の人口は増加いたしており、若い人もふえております。そういった中で、待機児童ゼロを目指すことは私は重要なことではないかな、何をもって待機児童ゼロを目指すかということでございますが、民間のいろんな力をおかりしながら、将来的に町の保育施設等もしっかりと検討しながら、そういった民間活用を生かしながら待機児童ゼロを目指したいというふうな思いでございます。 以上でございます。 ○議長(丸山真智子君) 古庄議員。 ◆13番(古庄信一郎君) 委員会での議論にもなろうかと思いますけど、民間の力をかりて待機児童ゼロにしていくってどういうことでしょうか。ちょっと教えてください。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) おかげさまで今町内には企業主導型等いろんな施設、また今現在計画されている施設もあるわけでございまして、当然町も補助を出しながらそういう施設のバックアップをしているわけでございまして、そういった意味で町施設というよりも民間をしっかりと私どもが支援をしていくということが待機児童ゼロに近づくんじゃないかなというふうな思いでございます。 ○議長(丸山真智子君) 古庄議員。 ◆13番(古庄信一郎君) 長い間私もいろいろ議論する中で、子育てがしやすい町、魅力な町というものを標榜して、そこにたくさんの若い方たちが来て、そして子育てをされると、そうするとこれは永久に待機児童というのは解消しないんじゃないかという意見もあります。また、行政の所管課もそういう考えを持っている課長もおりました。だから、今の具体的な事例きょうは議論しませんけども、とにかく私が言いたいのは町長はどういうものをもってこの公約を達成していくんだということの思いをやっぱり持っていただきたいと、もう一つ高齢者対策で地域での支え合いを広げると書かれていました。何をされるんでしょうか。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 今現在、各公民館でいろんなことの取り組みをされています。例えば田富町内会、私の地元の町内会でも高齢者の方たちを集めたわいわいカフェ等をされています。桜丘でも実際にされておる、そういった地域での支え合い、いろんな高齢者の支え合いがもって高齢者の居場所づくり等を各30の町内会でできればというふうな思いでございます。 ○議長(丸山真智子君) 古庄議員。 ◆13番(古庄信一郎君) 町長思いだけでできるわけじゃないんで、ずっと申し上げてきてるけど、つまり町長の言う行動力というか、そういうものをどうやって実現していくかと、広げていくかという具体的な思いなり活動なり行動なりというものが必要だろうと私は思うんです。だから、そこに対する情熱、思いがやっぱり公約とか、そういうところに具体的に出てくるんだろうと思うんですよ。だから、余りにも抽象過ぎる公約だと、これ一体何をもって達成されていくのかなという思いがするんです。もう一つ介護予防とか認知症対策の一層の推進を図ると、言葉は当たり前のこと、どんなことされるのかなと。どんなことされるんです。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 今町のほうでは介護予防のそういった資格といいますか、そういった研修を行っております。喫緊にもこの隣の視聴覚室でそういう職員も含めましてそういう認知症予防対策の講習会を定期的に行って、いろんな方に認知症の理解を深めていただきたいというふうな思いでございます。これが多くの方たちが理解することによって認知症対策、もしかしたら認知症じゃないかなという、この気づきといいますか、早い段階での気づきがそういう方たちがふえることによって生まれるんじゃないかなという思いでございまして、そういう研修会を数多くしていきながら、そういう対策を取り組んでいきたいというふうな思いでございます。 ○議長(丸山真智子君) 古庄議員。 ◆13番(古庄信一郎君) 今いろいろ言われたことについては総合計画、志免町の第5次総合計画を受けて、そして毎年やられるこの実施計画というものがあって、この中に例えば今のようなことをうたってといいますか、事業として入っている部分があるんですね、いろいろと。それで、私何を言いたいかというたら、これをつくっていくのはいいけれども、そこに町長の熱い思いとして、その施策の中でこれを今年はやろうと、いろいろあったわね。これをまず第一歩のかかりとして、そしてそういう機運を広げていって、この課題について解決していこうじゃないかとか、そういう熱い思いが感じられないんですよ。もっと極端なこと言うと、大変失礼かもしれないけど、これをもってこれを一生懸命やるといったら、言葉悪いですけど誰が町長になっても一緒ですよ。これやればいいんだから。実施計画を着実に遂行、推進すると言えば、それは公約ですよ。この中に入ってますね。私は後々また言いますけども、その中にやっぱり今期4年間の町長思いが何かないのかなと、そういう公約と、それから今議会の冒頭の御挨拶の中からいろいろ推察すると、なかなかうかがえないなというふうな気がしてなりません。 それで次に、私そこに通告してますけども、たまたまといいますか、選挙前に西日本新聞が前回の町長選挙のときもあったかもしれませんけども、今回の統一地方選挙の中で唯一この都市圏では志免町の町長選と課題が報道されました。もう読まれたとおりだろうと思います。この新聞に掲載された志免町の課題については多分これ新聞記者が行政に取材をしていろいろそこから聴取をして掲載したんだろうと、こう思います。この中に、大きく私は見てみますと、やっぱり3点あるんですよね、大きくは。1つはやっぱり老朽している、この公共施設、これの更新、大変だと、財政シミュレーションなんかやってても毎年4億円、これは前から私たちも聞いてシミュレーションもしてますけども、これがまず一番大変な課題であろうと、そして次にやっぱり社会保障制度で高齢者とか、それから待機児童とか、こういう高齢者、児童への支援に対する扶助費がこれから大変であろうと、最後にくくっとるのがこういうことに対する課題を新町長と新議員は難しい町政のかじ取りを迫られると、こういうふうにくくっとるわけですね、新聞はね。まさにそのとおりだろうと思ってるんです。そういう中で、今回のその公約とか、それから冒頭の議会の初めの町長の課題の認識とか、そういうものの中から考えて数点ちょっと私聞きたいということがあります。 まず、第1点、町長のこの選挙、町長は独自につくられて配られるやつ私は余り公約とは思ってないんですよ。それは地域とかいろいろある、もらってない人もおるかもしらんけど。やっぱり町長選挙の選挙公報というのが、これは共通の公約だろうと思います。この中に、4年間の取り組み、過ぎ去る4年間の取り組みずっと書いてあります。これも私大変申しわけないけど、この中でほとんどと言うたらおかしいですけど、大きな事業はこれは前政権からの継続事業なんですよね。それから、国とか県とかが持ってくる一つのまたそういう事業でもあるんです。ここで伺いたいのは、世利町政として何をこの4年間、これだけは自分がやったんだと、ささいなことはいいですよ、もうそんなこと私言われたらこっちもちょっと困るので、それが小さいことで、それが俺がやったよとかじゃなくて、やっぱり大きな一つのものとしてこれを自分はやり遂げたと、やったというものが何でしょうか。教えてください。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 4年間のこの取り組みということでお伺いさせていただいております。 まず、大きな1つは、小・中学校のエアコン問題だと思っております。私は職員の時代に前町長のほうに粕屋町がちょうど国のエアコンに対する補助金の締め切りというか、もう期限が来たわけでございまして、一緒にエアコンの設置をできませんかというふうな御相談をしたことがあります。しかしながら、そういうものができなかった。扇風機を取りつけたというようなことでございました。それは継続的なものではなくて、私になって国の補助をいただいて実現したというふうな思いでございます。それは当然前からの継続的なものではないというふうな思いでございまして、特にそれからちょうど選挙前のことでございましたが、危険な箇所、水路等まだまだ多くあるわけでございますが、そういったものの再度見直し等が必要だということで、職員一丸となって現場の調査を行って予算の範囲内でできる限りそういう危険な箇所から順にそういったものを取り組んでいるということもございます。そのほかにも都市計画道路の認可を、昭和47年にこの絵がかかれた、この都市計画道路志免宇美線の志免の間の認可をやっといただいたということでございます。ほかにも町内の出前トーク等実施させていただいておるわけでございますが、そういったこともございます。4年間で何をどうこうということ、今御指摘がございますが、なかなか議員の皆さん方と御理解が得れなくてできなかったこともございます。まだまだ調整をしていきたいというふうな思いでございます。 以上でございます。 ○議長(丸山真智子君) 古庄議員。 ◆13番(古庄信一郎君) 今の評価について、ここで議論していると時間が幾らあっても足りませんので、一応お伺いしておきます。そういう御認識であるんだということをお伺いしておきます。 次に、この新聞報道でも老朽化施設の更新についてと、これは私も本当に腹立たしい思いがあるけども、もう数十年前からずっと言い続けている、今議会の冒頭も申し上げました。私がもう本当にショックを受けたのは、隣の宇美町が新聞報道にあったように今年度庁舎を建てかえるのをやめるとか、いろんなことを決めて新聞報道出されました。そして、それを決めたプロセスがいろんな町民の皆様を巻き込んだ上で何年もかかってつくり上げられていった、それを同じ意見として共有してマスコミ発表して、こう行くんだと、私あれ見たときに志免町はずっと議会も言い続けてきたのになぜこれ済まなかったのか、そういうふうに思っていましたけれども、実は町長のこの選挙のときの公約の中にこの公共施設の問題は入ってないんですよ。そして、今議会の冒頭のお話の中に初めてこの公共施設の云々というのはお話しになった。何が言いたいかと、それぐらいの認識だったのかと私は思ってるんです。そのあたりどうでしょうか。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 選挙公約というのは人それぞれ捉え方、考え方、その見方もあるわけでございまして、全く考えてないから入れなかったということではなくて、いろんな項目を入れる中でたまたまその項目が思いはあるわけでございますけども、入ってなかったと、先ほどから公約が抽象的過ぎるんじゃないかという御指摘もございます。これは挑戦する立場とまた現職の立場では議員もよく御存じだろうと思いますが、そういったこともあるわけでございまして、あれが載ってない、これが載ってないという御指摘もあろうかと思いますが、これから町民の皆さん方にいろんな意味で御協力をお願いして、そういったことに対して取り組みを進めていきたいというふうな思いでございます。 以上でございます。 ○議長(丸山真智子君) 古庄議員。 ◆13番(古庄信一郎君) 新聞にもこれだけ今志免町における課題のこれトップなんですよ、やらなきゃいけん。そして、これは町民の皆さんやいろんな町内会も含めて地域の方々に御理解をいただかなきゃいかんわけですよ。そういうことについては、町長公約のトップでそれを問いかけていかなきゃいかんのですよ。マスコミまで、こういう課題を認識してやってるんですよ。だから、これ以上もうまた議論、別の機会にやりますけども、これは職員の皆さんもまずこのことはしっかりと肝据えてやらなきゃ、これ宇美町みたいなことはできませんよ。このことだけは、きょう時間がないからもう言いませんけど。 もう一つ、待機学童問題、これ待機児童問題じゃないんですよ。待機児童は上げられてますよ。待機学童ですよ。去年よりも何倍になってると思います、待機学童が。このことも触れられてないんですよ、全く。去年は24人だったんですよ、30年4月で。今年は今どうなったか知りません。31年は71人ですよ、待機学童ですよ。待機児童じゃないですよ、保育園の問題じゃないです、学校の問題です。これについて触れられてない。なぜでしょうか。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 私のその公約で一つ一つあれを触れてない、これを触れてないと言われても、それは確かにいろいろあるかと思います。私は学童の問題も非常に重要だと、今回予算要求させていただいていることも学童のことが非常に多いわけでございまして、それが一つ一つこれが触れてないから重要と思ってないということではないんじゃないかな、確かに言われるとおりだとは思いますが、その選挙公報の中で上げれなかったことも確かにあろうかと思いますが、そういった意味で重要と捉えてないというわけではないというふうな思いでございます。 以上でございます。 ○議長(丸山真智子君) 古庄議員。 ◆13番(古庄信一郎君) 町長、そういう答弁されると言いたくなりますけど、選挙公報に載ってなくても今議会の冒頭のこれからのまちづくりの所信表明された中にも待機学童っておっしゃってないんですよ。待機児童はおっしゃったんだよ。だから、もうそれはそういうことでやっぱり今何なのかということはお互いにそういう課題は共有していかないと、待機学童のことを私ども議会も一生懸命やってんだけど、行政の皆さんそんな感覚だったらもう何をできるか、一緒に、待機児童と待機学童、それがもし一緒ならば一緒という感覚で捉えていかなきゃいけん。これ以上ちょっと言いません。 それから、もう一つ選挙公報でスポーツ施設の充実、文化の振興って上げられてるけど、これこのごろ言われないし、今議会の冒頭も言われなかったけど、今度は逆にこれ何か触れられてないというのはあるんですか。思いとしては、町長の一番大きいところじゃないかという思いもするけどね。今議会の冒頭のまちづくりのこれからの課題、自分の思い、それと選挙公報で上げられた中にこのスポーツ施設、文化の振興というものが抜けておったんですね、今回の議会の冒頭。何か思いがあったんですか。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 先ほどからのほかの議員の方の質問にもありました。健康寿命、またそういうスポーツ活動を通じた健康寿命等も含めて、私は非常に大事なことだろうと思っております。今現在郡内のスポーツ施設を見ますと、当初は野球場にしてもこの郡内では一番じゃないかなと言われた施設でございます。しかしながら、今現在かなり老朽化をしている状況の中でスポーツ施設等が非常に他の自治体に比べて町は充実がしてないという思いでございます。そういった意味で今回予算要求もさせていただいております設計予算ではございますが、いろんなスポーツ、総合スポーツ公園の施設の関係だったり、いろんなほかの施設の関係だったり、そういった充実を図っていって町民の皆さん方がスポーツ、また文化のことも含めて余暇といいますか、そういったものの充実をしながら健康寿命、生き生きとした生活が送れるまちづくりをしっかり取り組んでいきたいというふうな思いでございます。 以上でございます。 ○議長(丸山真智子君) 古庄議員。 ◆13番(古庄信一郎君) もう一点、私一番これが大事なことだと思ったんですけど、老朽化した公共施設とか、いろんなところあるけども、やっぱりこれが一番大事なんです、行財政改革ですよね。そして、そこには歳入を上げ歳出を抑えていくとか、こういう行財政改革に対する思いが公約の中にも、それから今議会の冒頭の御挨拶の中にもどのように取り組んでいかれるのかというふうな部分の思いが語られてなかったんで、これに対する思いがありましたらお聞かせください。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) いろんな事業を行う中で、やはり予算といいますか、そのものが大事になってくるわけでございます。歳入に伴った歳出をその見合った歳出をしなくてはいけない中で、重点的にどこにどういうものを持っていくかということが大事じゃないかなというふうな思いでございます。しかしながら、歳入に合った歳出をする中で行財政改革をいかにこれから今後も引き続き行っていきながら重点的なことの取り組みというのが非常に大事になってくるという思いの中で、そういった予算の確保、またいろんな国の補助金等も含めた研究もしていかなければならないという思いでございます。 以上でございます。 ○議長(丸山真智子君) 古庄議員。
    ◆13番(古庄信一郎君) 歳入を上げていくという努力についてはずっと議論してますけど、やっぱりこれも大きな一つの課題としてどういう施策をやっていくんだというふうなことの思いを打ち明けられるということも必要なわけですから、きょうはこのことは省きますけども、最後にちょっと私の今思っているのは予算編成やるときに総合計画で施策別枠配分をやってますよね。私何かそろそろ一遍見直してみるということも大事なんじゃないかなと、縮小したりとか、やり方を変えたりとか、いろんなことで、どうもこれがあるんで、この中で何かぎゅうぎゅう縛られたり、その中だけでふやしたり減らしたりとか、何か新しいことをやろうと思っても枠配分予算なんかでやるから、もう前年度のどうのこうのじゃないけど、これを撤廃しなさいとか、そういうことじゃないんです。そういうものも見直してみようかと、そしてそういうことを見直した中で今度は新しい町政の運営の仕組みができてくるかもしらんですよね。そのことを私申し上げておきたいと思います。そして、ぜひ町長、公約については毎年御自身でその評価をしていただいて、議会なりに御自身の評価としてお話しになられればいいんじゃないかなと、そういうふうに思います。それは提言をいたしておきます。 次に、ふるさと納税関係について伺いますけども、前議会から私大変不安視しておったわけですけども、大変不名誉なことと私思ってますけども、今回のマスコミ報道で大きく話題となっているふるさと納税新制度がこの6月1日から始まったわけですね。その中で、1年4カ月その恩恵が受けられる全国市町村、その1年4カ月受けられるのに、その1年4カ月が4カ月しか受けられないという短縮された自治体に志免町はなりました。そういうことですね。それで、全国で43市町村があるんですけど、福岡県で8自治体がそういうふうに指定された。しかし、福岡都市圏では志免町だけなんですよ。 そこでまず、この要点を伺いますけど、このふるさと納税に対しての町長の基本的な考えです。泉佐野市のことを御存じでしょうけど、これの対応とか市長のああいう考え、思い、それについて町長どう思われます。そして、御自身のふるさと納税に対する御所見というのはどのように思っておられますか。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 先ほどからその志免町のこれからのふるさと納税の4カ月間受けられない、これは今のとこ4カ月、これから7月ぐらいには再度申請しますが、今の言い方されるともう4カ月で決まりというふうな言い方をされているわけでございます。7月には再度申請して、国の方針どおり今やっているわけでございますので、その辺は7月の判断を待つということになろうかと思います。また、泉佐野市のことでございますが、泉佐野市のこと、ほかの自治体のことをとやかく申し上げるのも何かと思いますが、今回の泉佐野市のことにつきましては国が再三、総務省から再三指摘があってる中でなかなかその改善ができなかった、されなかったということについては私どもとしては自治体としてはやはりそういうあるべき姿ではないんじゃないかという思いはございます。 以上でございます。 ○議長(丸山真智子君) 古庄議員。 ◆13番(古庄信一郎君) 特に何が原因で今回そういうふうな自治体に指定なったのかと、原因と客観的な経緯についてちょっと教えてください。 ○議長(丸山真智子君) 池松経営企画課長。 ◎経営企画課長(池松貴恵君) 31年4月、総務省はふるさと納税の対象となる地方団体の指定に際して平成30年11月1日から平成31年3月31日におけるふるさと納税の受け入れ状況の報告を求め、この受入額のうち返礼品割合が3割を超え、または地場産品以外の返礼品等によるふるさと納税の受入額が2億円を超えている自治体を適正な募集を行わなかった団体と認定いたしまして指定期間を4カ月としております。その期間、志免町では消費税分を除いたところで3割以下としておりましたので、平成30年11月から31年3月にかけましてこの消費税分で返礼品割合が3割を超えた返礼品をもちまして受入額が2億円を超え、また地場産品以外の返礼品で9,800万円ほど寄附を受け取っており、それらの合計額が2億円を超えていたため4カ月間の指定を受けることとなっております。12月の議会でも応援寄附金関係の増額補正を行った際に予算常任委員会において簡単に説明させていただいておりますが、返礼品割合が3割以下の判断について消費税が含まれることについて初めて明示されましたのが30年10月19日付の調査の際でございました。これの適正化に向けまして、この時点でまず各事業所に対しまして消費税分を含めて3割以下にするために寄附金額を上げるか、あるいは返礼品の量等を変更するかについて11月19日を締め切りとしまして意向調査を行いました。その意向に基づいた返礼品の申請をしてもらいまして、各サイトでの変更が完了いたしましたのが平成30年12月末のことでございました。そのため平成30年11月1日から12月末までの間3割を超えた返礼品を出していることになりまして、その間2億円を超える寄附額を受け入れるという結果となっております。 ○議長(丸山真智子君) 古庄議員。 ◆13番(古庄信一郎君) 先ほど町長が7月以降どうなるかわからんと、そういうことを私聞いてるわけじゃないんですよね。それから、今言われたように12月とか3月議会に私ども報告受けましたよ。そして、はっきりと12月末を期限として返礼品の見直しを行っているということを12月議会では伺いました。問題ないのかと、それから今の消費税の部分のそういうものも報告もありませんでした。結局何を私聞きたいかというのは、もう一つこれから国の動向とか、そういうものに対しての対応策というのは何か考えておられるんですか。もう国がどう判断するかだけですか。 ○議長(丸山真智子君) 池松経営企画課長。 ◎経営企画課長(池松貴恵君) 先ほど申し上げましたように、消費税分の超過につきましては平成30年12月末までに是正しております。また、地場産品の範囲につきまして平成30年12月28日付で詳しい定義の通知が届きましたけれども、その定義に適合しているか否かの判断が町では大変難しかったため各事業所に1月末を回答締め切りとして照会文書を発送し、その回答に基づき3月末で整理が完了しており、平成31年4月からは地場産品に限った寄附の募集となっております。さらに、ふるさと納税の募集に係る経費の総額、送料や各サイト等への委託料、業務委託料等も含めたところで寄附金の5割以下とする旨の通知が平成31年4月1日に届きましたので、令和元年5月末までで一旦寄附の受け付けを中止いたしまして、この通知に基づく返礼品等の見直しができましたサイトから再度受け付けを開始することとしており、楽天につきましては少し時期が早まりましたけれども5月30日から見直し後の受け付けを開始しております。それから、さとふるは6月5日から開始しておりまして、ふるさとチョイスは7月末からの受け付け開始をする予定となっております。 以上です。 ○議長(丸山真智子君) 古庄議員。 ◆13番(古庄信一郎君) 全国の自治体の中で43市町村だけですよ、今回のこういう対象自治体になっとんのは。福岡県では8自治体ですよ。都市圏ではゼロですよ。多くの自治体がクリアしてるわけですよね。私冒頭に、町長にこのふるさと納税に対する考え方を伺いました。泉佐野市のような市長のような考え方でやるんならいいですよ、どんどんこういう形で。しかし、多くの自治体はしっかりそういうものをやっとるわけですね。こういうふうに全国の自治体の中、ましてや都市圏の中で志免町だけが新聞報道でこのように大きく報道されてるということに対するデメリットというものはどうあるかということなんですよ。わかってやってたんならいいんですよ。いいというのは言いませんけどね、それぐらいやって稼げと。 最後に私聞きたいのは、これからもそうです。さっきも言いました。12月末にあってはどうのこうの、私どうもこの志免町はそういうことに対する政治力とか情報収集力とか、そういうものに対するあれはないんじゃないかと思ってるんですよ。全国の自治体でたった43だけですよ、ひっかかってるのは。それも100億円とか200億円のお金もらってるんじゃないんですよね。4億5,000万円とか、なぜその中で先ほどから言われた課題についてずっと昨年からもいろいろ指摘をし、議論してきました。11月からやった、その前までにそういうことに対する消費税が入ってませんでしたよと、今報告受けるけど、じゃどこでもみんな消費税なんかを入れてやってるんですかね、そういうものを。わかりません、私もね。どうも今回のこのふるさと納税に対する対応について、私は志免町は本当に政治力なり情報収集力、国に対しても、よその自治体に対しても、何かそういうものが欠けてるんじゃないかなと、そんな気がしてこの問題を取り上げたんです。しかし、財政計画の中で、このふるさと納税が始まってこれだけの税収が上がったことを行政当局は大変な評価してるわけですよ。行財政改革の中で収入が予期もせぬ収入が上がったと、そういう問題じゃないんじゃないかなというふうに思ってます。 この前、西日本新聞の社説にもこれからの地方自治運営やるときにこのふるさと納税の対応がそれぞれの自治体の評価につながっていくだろうと、どういうやり方をするかと、どんなことをしていくのかと、そういうことが自治体の評価につながるだろうという社説が載っておりました。そのとおりだろうと思います。今のことについて、町長御所見があればおっしゃってください。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 今の御質問の中で全国の自治体でそういうのは43自治体というふうなことを言われて、これは議事録に載りますんで訂正させていただきますが、2億円を超えたとこというのをはっきりと申し上げてもらわないと全国の自治体の全ての自治体、1,900の自治体を調査してるかということではありませんので、その辺は訂正をさせていただきたいが、お願いしたいというふうに思います。そういったことを2億円を超している自治体を調査をしたということでございます。今言われますように、県にもいろんな問い合わせをする中で県のほうもよく理解をしてなかった、ちょっとそのことについては待ってくれというふうなこともございましたんで、今回いろんないいわけは通用しないというような思いでございますが、消費税分のことについては本当に勉強不足というか、国のこの方針が出るのが非常に遅かったということもありますし、速やかに業者との打ち合わせができなかったということも反省の一つだろうというふうに思っております。これからしっかりとそういった国の方針、先日職員が総務省に行っていろんなこともお伺いをしながら、今回のことについて報告をしたところでございます。そういったことがないように、これから注意をしていきたいというふうな思いでございます。 以上でございます。 ○議長(丸山真智子君) 古庄議員。 ◆13番(古庄信一郎君) 東京都とか入ってないわけですし、今言われたように全国、しかし報道ではそういうことで全国の指定された自治体の数がそういうことであるということで、私も思い出しますけど、東京に行ったときもあるところでばったりよその自治体の方と会いました。どこ行くのと言ったら、今言われた総務省ですよ。ふるさと納税について聞きに行くと、そしていろいろ聞きに行ってんだと言われた。おお、すごいなと思いました。そういうことが先ほどちょっと言いましたよね、政治力なり情報収集力とか、そういうものにつながっていくわけですから、ぜひそういう思いをお互いに共有してこれからまた切磋琢磨していくべきだろうと思ってますので、また委員会の中でも今議会の委員会の中でも伺うということになるかもしれませんけども、時間の関係で最後の事項についてお聞きします。 最後に、世利町政2期目ということで、新人議員の方がたくさん今回出てこられました。それで、行政と議会のあり方というものについてたくさんありますけども、一つの事例として挙げて、こういう場合にどうしようかというようなことについて議論、お伺いをしてみたいと思いますけども、1つは弁護士による住民票の不正入手報道が自治体名を公表しないで2度にわたって新聞報道がされました。これは志免町のことであるということはわかっておりますけれども、このことについてまず、議会側に対して何か報告か何かなされたんでしょうか。伺います。 ○議長(丸山真智子君) 高山住民課長。 ◎住民課長(高山真佐子君) 住民票の不正入手報道について御報告をさせていただきます。 平成29年2月に第一東京弁護士会所属の弁護士が業務で住民票を取得する際に、必要な書類に遺産分割調停の申し立てを依頼されたとして虚偽の理由を記入し志免町の30代男性の住民票1通を取得した疑いがあるというものです。町は御本人が警察に相談されている内容や新聞記事等の情報から住民基本台帳法第46条の2号、同法第12条の3の第2項に違反する行為と思慮されるとして、平成31年2月16日に告発状を提出いたしました。ですので、この件につきまして31年3月6日の厚生建設常任委員会において1月17日に新聞報道されました記事の内容を報告をさせていただいたところです。 以上です。 ○議長(丸山真智子君) 古庄議員。 ◆13番(古庄信一郎君) 議会の委員会に報告なさったということで、個人のプライバシーに係る問題とか、それから刑事事件的なそういうものとか、非常に公表しにくい部分もあるだろうと思います。今回のこの事例は議会側も反省しなきゃいかんと思うのは、やっぱり新聞報道になって町民の方たちもみんないろんな意味で知っていくわけですよね。そうすると、これがやっぱり私どもも知らなかったというわけにはいかんわけでして、こういうものは速やかに議会側のほうにも、このケースについては報告なさってますので議会側が内部的に対応するのがまずかったという部分もあろうかと思います。 もう一つ全国瞬時警報システムJ-ALERTがこれもまた全国何カ所でしたかね、作動しなかったという自治体が載ってましたよね。何カ所かな。一桁でしたかね。その1カ所に志免町が名前が堂々と出ました。私もこれ見て、ええっとこう思いました。ちょうどこれは多分選挙が3月議会前なのかな、これどのようにちょっと、全国6市町村の自治体か、これ議会のほうに何か報告なさったんですか。 ○議長(丸山真智子君) 圓能寺生活安全課長。 ◎生活安全課長(圓能寺豊博君) この全国瞬時警報システムのふぐあいについては、議会のほうにはまだ報告をさせていただいておりません。遅くなりましたが、業者からの最終報告の資料を持って今議会の厚生建設委員会で報告させていただく予定としております。委員長へ報告の申し入れを行っているところです。 以上です。 ○議長(丸山真智子君) 古庄議員。 ◆13番(古庄信一郎君) 警報システム、これお金かけて設置しましたよね。予算も立てて、そしてこういうのが全国で6カ所作動しなかったというのはやっぱりそれは捉えようによっては大変なことであろうなと、仮にそのときにもし何かの事態が起こっていたらどうなのかなと、だからこういうことは危機感を持たにゃいけんと思うんですよ。ですから、そういうことは新聞報道になったら速やかにやっぱり議会側にも一報入れると、こういうことだと、それでその後もう一回やられたんですよね、いつだったかな、5月の何日か、今度はきれいに鳴ったんでしょうか。 ○議長(丸山真智子君) 圓能寺生活安全課長。 ◎生活安全課長(圓能寺豊博君) 次の訓練が5月15日にありました。その訓練の結果は、情報伝達ができております。 以上です。 ○議長(丸山真智子君) 古庄議員。 ◆13番(古庄信一郎君) 今ちょっと2つの事例を入れましたけど、これは議会側も自戒しながらそういうものをやっぱり新しい議員さんもふえられて、そういうものが町の情報とか新聞報道になったものに対する対応というのは非常に難しい部分もあります。ですから、そういうものを例えば議会側に開示をされて、それをもうオープンにどんどんまた広げるというようなことも、それはある意味やっちゃいかんわけでありますけども、そういうことを議会側も議員もそれはしっかりと肝に銘じながらこれからの情報の共有をしていかなきゃいけないなと、こう思ってます。しかし、先ほど何度も言いますように新聞報道に出るような事例についてはやっぱり議会にも報告をしていただかないと、それが私どもが町民の皆さんから負託を受けて町民の皆さんの代表として議会に出てきている議員にとって、知らないということは、これは一方ではあり得ないことでして、行政の中でしたらば経営会議とか課長会議でそういう情報を出されるでしょうけど、ぜひひとつ議会側にもそういうものを情報を共有すると、しかし議会側もそれなりのしっかりとした見解を持ってそれには対応していくということをやっていかなきゃいけない、そのように思ってますけど、町長の御所見をお伺いいたします。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 今回の全国瞬時システムJ-ALERTのふぐあいにつきましては、3月16日の新聞に突然載ったわけでございまして、このふぐあいというのが非常に実際職員が立ち会って新しい機械に変わったわけですから、職員が立ち会って実際鳴ったということで職員も安心しとったわけでございますが、実はその後にまた業者が扱ったということで本当にもう初歩的な初歩的なミスを業者のほうが犯したわけでございました。本当に情けないわけでございます。全国の6自治体が、こういったことでふぐあいが生じたということでございました。ちょうど3月のそういう時期に、新聞報道が突然になされたわけでございます。そういう時間的な余裕等が委員会に報告する時期がなかったということもございますが、こういったことにつきましてはやはり今御指摘のとおり議会にもしっかりとそういった内容のことを報告すべきであったというふうな思いでございます。 以上でございます。 ○議長(丸山真智子君) 古庄議員。 ◆13番(古庄信一郎君) 世利町政の2期目に当たって町長の公約と課題という部分とこういうマスコミ対応といいますか、情報の共有について一般質問させていただきましたけど、最後に議会側もしっかりと自戒しながらそういうことを理解した上での対応をしていくということはこれ当然のことでありますから、議員の各位もそういうことをしっかりと肝に銘じて行政側と情報を共有するということが大事であるということを申し上げて、私の一般質問を終わりたいと思います。 ○議長(丸山真智子君) 古庄議員の一般質問を終わります。 ただいまから休憩に入ります。再開は13時といたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~              休憩 午前11時27分              再開 午後1時00分            ~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山真智子君) 休憩前に引き続き会議を再開します。 一般質問を続けます。 次に、14番末藤議員。質問時間30分です。 末藤議員。 ◆14番(末藤省三君) 通告に従いまして質問をさせていただきます。 まず、プラスチックごみの現状と対策についてであります。 現在までのプラスチック廃棄物の海洋汚染などが大きな世界的な問題となっております。環境省の中央環境審議会、ここではプラスチック資源環境戦略、これが今月に出されました。同案は2030年までに使い捨てプラスチックの排出を25%に抑制することなどを盛り込んでおります。しかし、どんな道筋で実現するかは定かでありません。プラスチック製品の製造、流通、破棄の各段階における実効性のある対策が明確でないためであります。踏み込んだ方針を打ち出さなければ、国民の納得は得られないのではないかと思います。世界全体で年間800万トン超えるプラスチックごみが陸上から海へ流出していると推測されております。このままでは50年までに、世界の海の魚の総重量を上回るプラごみが排出されると警告をされております。海に流出した5ミリ以下になったマイクロプラスチックを魚や鳥、動物などが飲み込んで人体への影響も危惧されてるところであります。 これに対して、世界でさまざまな取り組みが広がりを見せております。アメリカのスターバックス社がストロー、使い捨てのストローを廃止するという発表をいたしております。しかし、日本の対策は立ちおくれておりますが、まず廃棄プラスチックの回収、再利用が行き詰まっている現状であります。有効利用率は高いと言いますけども、少なくない量を中国や東南アジア各国に輸出し処理を委ねておる現状であります。これらの国は廃プラ管理を厳しく輸入禁止に踏み出しており、安易な輸出に頼ることが困難になってまいりました。国内処理業者のもとで対峙している、その場しのぎの対応の深刻な矛盾が吹き出てきております。国際社会では使い捨てプラ製品の製造、販売、流通の禁止に踏み込む流れが強くなってきております。レジ袋の生産、消費、販売などを禁止規制する国も相次いでおります。 ところが、日本は世界各国で取り組まれている使い捨てプラスチックの生産を禁止するような規制はありません。プラスチック業界の自主努力任せであり、プラそのものの発生削減が不十分であります。こうした政府の対応の背景には、拡大生産者責任の政策のおくれが大いにあるのではないでしょうか。プラごみ削減を進めるために、基準年を明確にした数値目標を明らかにすべきではないでしょうか。6月にカナダで開かれたG7サミットでは、各国の規制強化を進める海洋プラスチック検証に日本がアメリカとともに署名をしなかったことは世界中から非難を受けている状況であります。国際社会からも国内でも、強い批判を受けることは必至ではないでしょうか。そういう状況のもとで、志免町がプラスチックを初めとするプラスチック関係のこの現状はどうなっているのか、まず最初にお尋ねをいたします。 ○議長(丸山真智子君) 圓能寺生活安全課長。 ◎生活安全課長(圓能寺豊博君) 今プラスチックごみについてどうなっているか、現状ということですけども、本町は循環型社会形成推進基本法及び容器包装リサイクル法に基づきましてプラスチックを3つに分類しております。 1つ目は、通常のプラスチック製品です。これにつきましては燃やせるごみ袋に入れていただき、御承知のとおりクリーンパークわかすぎにて中間処理を終えた後、RDFごみ固形燃料として大牟田リサイクル発電所へ搬入して売電を行っております。 2つ目に、プラマークの記載してあるプラスチック製容器包装です。これにつきましてはプラスチック製容器包装類用の袋に分類していただき宇美志免リサイクルセンターに搬入し、年間約160トンを日本容器包装リサイクル協会指定の登録再生処理事業者に搬入し再生加工し再商品化しております。 3つ目に、ペットボトルについてであります。ラベルとキャップにつきましては先ほど御説明しましたプラスチック製容器包装に分別していただき、ペットボトル本体につきましてはペットボトル用の袋に分別をしていただき、宇美志免リサイクルセンターに搬入し年間約93トンを資源物として業者に売却し国内にて再生加工し再商品化しております。 以上です。 ○議長(丸山真智子君) 末藤議員。 ◆14番(末藤省三君) 今両町のリサイクルについてもありましたけど、エコルで分類されているペットボトルその他の量については、あるいは量とか金額についてはわかりますか。 ○議長(丸山真智子君) 圓能寺生活安全課長。 ◎生活安全課長(圓能寺豊博君) 量につきましては、先ほどお答えしたとおりペットボトルにつきましては年間約93トンを資源物として出しております。金額については今手元に資料がありませんので、お伝えできません。 以上です。 ○議長(丸山真智子君) 末藤議員。 ◆14番(末藤省三君) 環境省の中央環境審議会、ここはプラスチック資源環境戦略の素案が先般発表されました。海洋プラスチックごみによる地球規模の環境汚染に対する国際的な対策を踏まえてレジ袋有料化、有料の義務化、無料配布禁止等を打ち出しました。日本では年間300億枚以上のレジ袋が使われており、1人当たり年間300枚にも達し、最もリサイクルが進んでいるペットボトルでリサイクルは先ほど言われたように2町での数字ですけども、サイクル率は80%と言われる現状であります。ふえ続ける使い捨てプラスチックにどのような対策が求められているのか、資源リサイクルについて非常に我々の日常の生活の中から必要ではないかと思いますけども、その辺ではエコルがどのようになっているのか、もう少し詳しくできませんか。例えば志免町内でこのペットボトルとほかのビニール関係の収集の関係とか、その枚数とかトン数とか、わかったらお知らせください。 ○議長(丸山真智子君) 圓能寺生活安全課長。 ◎生活安全課長(圓能寺豊博君) 今の御質問で1点ちょっと先に御確認させていただきたいのが、まずエコルに搬入しているごみ袋の枚数ということでしょうか。              (14番末藤省三君「トン数で」と呼ぶ) 今手元にある資料では、枚数は準備をさせていただいております。枚数でお答えしてよろしいですか。トン数はちょっと資料ありません。              (14番末藤省三君「枚数でわかれば、わかる範囲でいいです」と呼ぶ) その他ごみにつきましては2万3,700枚、金属類につきましては3万4,700枚、缶瓶につきましては10万3,500枚、ペットボトルにつきましては12万1,300枚、プラスチックごみにつきましては14万9,900枚となっております。 以上です。 ○議長(丸山真智子君) 末藤議員。 ◆14番(末藤省三君) 先ほども言いましたように、環境省からいろいろ打ち出してきたものの志免町でももう一押しそういうリサイクルについての必要が出てきているのではないかと思いますが、町長のお考えは何かございますか。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 志免町のごみ袋につきましては容器包装リサイクル法施行と同時に、この分別収集を始めたわけでございまして、郡内でも志免町が特に先に始めさせていただいたわけでございます。世界基準でいきますと今議員が言われますように海洋投棄の問題とか、そういったものが非常に取り沙汰されておりますが、現状では志免町は以前からごみ問題についていろんな御指摘をいただく中で適正に今エコルのほうで処理をさせていただいているのが現状だというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(丸山真智子君) 末藤議員。 ◆14番(末藤省三君) 今志免町のごみの収集の種類というのは、どのくらいの幅で行われておりますか。 ○議長(丸山真智子君) 圓能寺生活安全課長。 ◎生活安全課長(圓能寺豊博君) 今のごみの収集の分類なんですけども、まず燃やせるごみ、それから燃やせないごみについては5分類になっております。その中で、その他燃やせないごみ、それから金属類、缶、瓶、それとペットボトル、プラスチック容器包装類の種類となっております。 以上です。 ○議長(丸山真智子君) 末藤議員。 ◆14番(末藤省三君) 熊本県の水俣市ですね、ここについては21種類の分別がされて4割減の成果を得てきているという形で言われております。また、レジ袋の削減などの大きく取り組む、ここを全庁的に行われているということで、この8割のレジ袋が削減できたと、このような報告がされております。我が町もこのレジ袋についても、もう一回り小さく回収する必要があるのではないかと思いますが、その点いかがでしょうか。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 志免町の場合はレジ袋に関しましてマイバッグ運動というのを以前から行っていただいており、多くの皆さんがマイバッグで買い物に行かれる様子も私も時々拝見をさせていただいております。そういった意味で、レジ袋を分類というよりもマイバッグ運動をもうちょっと進めてレジ袋をもらわない、そういうような運動が今後もますます必要になってくるんじゃないかなというふうな思いでございます。 以上でございます。 ○議長(丸山真智子君) 末藤議員。 ◆14番(末藤省三君) このマイバッグは前から言われておりますよね。その一時はよかったんですけど、今はもうまたもとに戻っているという状況で、先ほど世界的なプラスチックごみも初めとするところがやれるとこからやらないと、国はそのままもう見て見らないふりというのが現状で、海洋投棄あるいは生態系に影響してきていると、できるところからそれをやる必要があるのではないか、その先陣を切ってマイバッグ、もう一声全員町民の皆さん方に言う必要があるのではないか、こういう状況でもう一歩してほしいと、そのうち先ほど言いましたようにレジ袋の廃止という形が打ち出されとりますけど、そういうことも順を追ってやる必要があるのではないかと思いますが、その辺いかがでしょうか。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 言われますとおり一時期はマイバッグ運動でいろんなとこでレジ袋の削減、マイバッグ運動の推進を図ってまいった経緯がございました。今言われるように、少しその運動が下火になっているんじゃないかという思いは確かにございます。再度このレジ袋に関しまして今世界的なそういうプラごみの不法投棄、海洋投棄などを含めると、もう少し以前に戻りまして再度町民の皆さん方にそういったアピールをしなければいけないというような思いでございます。 以上でございます。 ○議長(丸山真智子君) 末藤議員。 ◆14番(末藤省三君) 次に、我が町にも自衛隊募集の名簿提出が行われていると思いますけど、志免町ではどんな形で自衛隊からの要請があっておるんでしょうか。 ○議長(丸山真智子君) 二村総務課長補佐。 ◎総務課長補佐(二村研司君) 自衛隊募集事務についてでありますが、毎年6月ごろに住民基本台帳の閲覧の要請があっております。 以上でございます。 ○議長(丸山真智子君) 末藤議員。 ◆14番(末藤省三君) この閲覧だけですか。紙媒体とか、あるいは電子媒体で提供しているということはありませんか。 ○議長(丸山真智子君) 二村総務課長補佐。 ◎総務課長補佐(二村研司君) 自衛隊からの要請としては防衛大臣名で紙媒体、電子媒体での提供の要請はあっております。しかしながら、現在のところは紙媒体、電子媒体の提供ではなくて住民基本台帳による閲覧で対応をしております。募集対象者の氏名、生年月日、性別、住所についての18歳についての閲覧の事務を行っております。具体的な閲覧方法としましては、住民基本台帳の一部の写しの閲覧に係る事務取扱要領に基づいて町のほうで閲覧台帳を作成しまして自衛隊の職員が書き写すという形で提供を行っているところでございます。 ○議長(丸山真智子君) 末藤議員。 ◆14番(末藤省三君) 個人情報を自衛隊の職員が来て書き写し書いているということですか。あるいは写真で撮っているということですか。どちらですか。 ○議長(丸山真智子君) 二村総務課長補佐。 ◎総務課長補佐(二村研司君) 自衛隊の職員の方がいらっしゃって書き写しをしているところでございます。 ○議長(丸山真智子君) 末藤議員。 ◆14番(末藤省三君) 他の自治体では、書き写しってあり得んですけどね。今スマートフォンでもすぐ撮れるじゃないですか。写しますか、わざわざ。紙をめくってぱちゃんとやりゃ、それで終わりじゃないですか。そんなあなた、暇じゃないでしょう、自衛隊だって。これはあれですか、何歳から何歳までの提供をされとるんですか。 ○議長(丸山真智子君) 二村総務課長補佐。 ◎総務課長補佐(二村研司君) 自衛隊員のほうから要請があっておりますのは、18歳に限っての名簿となっております。 ○議長(丸山真智子君) 末藤議員。 ◆14番(末藤省三君) そういうふうに自衛隊への閲覧させる、協力義務は志免町にあるんですか。 ○議長(丸山真智子君) 二村総務課長補佐。 ◎総務課長補佐(二村研司君) 紙媒体での提供は現在のところしてないんですけども、住民基本台帳法にはこれ第11条になるんですけど、国または地方公共団体の機関は法令で定める事務の遂行のために必要である場合には住民基本台帳の一部の写しの閲覧請求ができるという規定がございます。自衛隊は自衛隊法に基づきまして自衛官や自衛官候補生の募集事務のため閲覧請求を行っているということで、住民基本台帳法によって閲覧請求があれば、それについてはなかなか拒むことは難しいと考えております。 ○議長(丸山真智子君) 末藤議員。 ◆14番(末藤省三君) 住民基本台帳は、自衛隊への提供の規定はあるんですか。住民基本台帳の中に、自衛隊への提供の規定はあるのかと聞いています。 ○議長(丸山真智子君) 二村総務課長補佐。 ◎総務課長補佐(二村研司君) 国は閲覧請求ができるとなっておりますので、国に防衛省自衛隊が含まれるということで解釈をいたしております。 ○議長(丸山真智子君) 末藤議員。 ◆14番(末藤省三君) 住民基本台帳から18歳から二十何歳までの本人の同意なしに閲覧させとるんですか。 ○議長(丸山真智子君) 二村総務課長補佐。 ◎総務課長補佐(二村研司君) 同意は得ておりませんけども、町としては住民基本台帳法第11条に従って国のほうは閲覧請求ができるということになっておりますので、閲覧という形で自衛隊のほうに提供をしているというところでございます。 ○議長(丸山真智子君) 末藤議員。 ◆14番(末藤省三君) 言われるところの自衛隊のこれは施行令でしょう。法律じゃないんでしょうが。施行令で要請することができるとなってるわけでしょう。それを解釈して提供する、17歳から18までの個人の断りもなく自衛隊に提供する、そんなことでいいんですか。個人情報を初めとするプライバシーのこともあるのではないですか。そこを肝心かなめの志免町が提供すると、拒むこともできるんでしょう。 ○議長(丸山真智子君) 二村総務課長補佐。 ◎総務課長補佐(二村研司君) 自衛隊法施行令による請求については、こちらの施行令については紙媒体と電子媒体についての請求がこちらの施行令のほうで防衛大臣名でぜひ提供をお願いしたいという通知がございます。実際のところ、この紙媒体での提供は行っておりませんので、それがかなわないということで自衛隊のほうは住民基本台帳法に沿って国のほうは閲覧請求ができるということになっておりますので、町としてもそれに対応しているというところでございます。 ○議長(丸山真智子君) 末藤議員。 ◆14番(末藤省三君) その17歳から22歳までの方の閲覧について利用停止請求した場合には、それは停止できるんでしょう。 ○議長(丸山真智子君) 二村総務課長補佐。 ◎総務課長補佐(二村研司君) 今おっしゃってるのは個人情報保護条例のことかと思いますけども、条例では停止できるということになっておりますので、それについては配慮しなければいけないかと思っております。もし請求があれば、その旨自衛隊のほうに申し上げて対応をしていかないといけないかなというふうに考えております。 ○議長(丸山真智子君) 末藤議員。 ◆14番(末藤省三君) 17歳から年齢に達する情報公開に基づいて利用停止請求ができるということは、一般の人は御存じないですよ。だから、志免町がもし出すとなれば17歳からその年齢に達する人たちに全ての人にこうして提供するがいいかと、その中で利用停止請求はできますがとやるべきじゃないですか、それは。自衛隊が言うてきたから、それこそ個人情報、発信元の志免町が個人情報をそう簡単に閲覧できるとですか。請求することができるでしょうが、自衛隊法の120条については。これに基づいて見せてくださいと言ってきておるわけですから、それは個人のプライバシーの件もありますので、本人の確認後にもう一度来てくださいというて断るのが筋じゃないですか。本人の承諾もなしに第三者に見せて、そんなに軽はずみに情報公開というのはあるんですか。違うでしょう。
    ○議長(丸山真智子君) 二村総務課長補佐。 ◎総務課長補佐(二村研司君) 確かに議員がおっしゃいますように個人情報が流出してしまったら大変住民の方には迷惑をかけるわけでございますが、現在のところは紙媒体での提供は行っておりませんで、最低限の閲覧を行っているということで対応をしております。同意をすべきではないかということでありますが、法に従って閲覧請求がされれば情報を開示せざるを得ないというふうに考えておるところでございます。 ○議長(丸山真智子君) 末藤議員。 ◆14番(末藤省三君) 住民がわからない、知らないうちに勝手に住民票閲覧をさせると、これは個人のプライバシーへの重大な侵害じゃないですか。これ平気でやるんですか。自衛隊は120条で言うところのすることができる、お願いすることができるなんですよ。それを自衛隊が来たからといって、個人のプライバシーを何千人か何万人か知りませんけど、閲覧させる、書き写して、それは言葉上じゃないですか。自衛隊だってここ1時間か何時間か知りませんが、その間に書き写しとか、そういうの時代おくれのことはしませんよ。これほど電子媒体が発達してるんですから、全部カメラですよ。個人のプライバシーの侵害になるとお考えないですか。 ○議長(丸山真智子君) 二村総務課長補佐。 ◎総務課長補佐(二村研司君) 確かにプライバシーの問題はあるかとは思いますけども、現状としては閲覧については町の職員のほうも自衛隊の職員が書き写すときに立ち会っておりますので、それはきちんと書き写しということで対応をしております。しかしながら、町としましてはこの住民基本台帳法の規定があるがゆえに情報は提供せざるを得ないというふうに考えているところでございます。 ○議長(丸山真智子君) 末藤議員。 ◆14番(末藤省三君) 提供せざるを得ないって、個人のあなた承諾も得ずに個人のプライバシーの侵害をもとに平気で個人情報を流すと、自衛隊であると、そしたら自衛隊だけじゃなくて国税局だったり税務署だって個人情報全部流れるじゃないですか。そこ発信元で、そういう形で提供していくならば税務関係だって行政がすることができる、お願いすることができるという文書1枚あれば全部出すんですか。今志免町の各課に行っていいんですか。これ以上入らんでくださいというセキュリティーがありますよ。私たちだって入られません。そういうきちっとしとる関係の中で、自衛隊には出す、税務署にだって出す、国税局だって出す、そんな個人のプライバシーもへったくれもないじゃないですか。そんなに志免町の情報公開というのは軽はずみなんですか。町長そんなことで住民が信用しますか、志免町を。どう思われます。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 議員が言われます自衛隊の名簿の閲覧につきましては、県内でも60自治体全ての自治体でこの提供をしているわけでございまして、施行令と言われますけども、この法の中に自衛隊法の中にも自衛官募集に関することで市町村がそういった事務を行うという法律のもとの中にこの施行令があるわけでございまして、毎年志免町から自衛隊に四、五名の方が入隊をされておる中でも、そういったことの案内の中で自衛隊に入られてるんじゃないかという思いもございますので、今のところは大きなそういう個人情報保護法に基づくいろんな事象はないというような思いでありますので、できればそういったことで自衛隊のほうには協力をしていきたいというような思いでございます。 以上でございます。 ○議長(丸山真智子君) 末藤議員。 ◆14番(末藤省三君) 今なぜそういうふうなことを言うのか、全国的に個人情報を自衛隊に提供する行為は個人のプライバシーへの重大な侵害であると、全国でこの反対運動が今起きてますよ。住民我々もそういうことは知らなかったけれども、内密に情報公開条例があるわけでしょう。個人のプライバシーは、してもいいということになってないじゃないですか。それを簡単に自衛隊だから国税局だから税務署だからって勝手に出すんですか。やめるべきじゃないですか、そんなことは。自衛隊だってお願いすることができるでしょうが。岩屋防衛大臣をこれは強制できんと、あくまでお願いですと、はっきり答弁してるじゃないですか。それを乗り越えて、志免町自体がやるというのはいかがなものですかね。そんな個人の情報というのは軽はずみなものなんですか。先ほどくどいようですけど、各課には入られない状態を形だけつくって、中身の肝心なとこはそういうところに情報は提供している、個人のプライバシーもへったくれもないじゃないですか。そんな情報公開でいいんですか、守らんで。住民がこのことを知ったら、大変なことになるんじゃないですか。自衛隊に名簿を提出しよったら、閲覧させたって、書き写しってあり得んことでしょう、もうそれは。そういうようなことで、個人のプライバシーもへったくれもないということですから、そんなことで口だけ情報公開の云々ということは言わないようにしとっていただきたいと思います。 それから、利用停止請求、これはどういう手続したらいいですか。 ○議長(丸山真智子君) 二村総務課長補佐。 ◎総務課長補佐(二村研司君) これは個人情報保護条例に規定がございまして、今所定の用紙がございますので、それで利用停止の請求をしていただければと思っております。 ○議長(丸山真智子君) 末藤議員。 ◆14番(末藤省三君) ですから、17歳から二十何歳までの方々は、そんなことは一つもわかりませんよ。志免町がきちっと個人情報はしてもらってると信頼してるわけですよ、住民は。それを簡単に自衛隊に出せば、ほかのも出してるんじゃないかという疑ってくるじゃないですか。表向きは個人情報の云々という形で、中身はあなたどんどん出されてると、住民が信用しませんよ。 次に行きます。 国保のこれ全国的に今言われていますけど、一般財源からの繰り入れが禁止されてるとなると、志免町の国保の値上げについてどのくらいの値上げになりますかね。 ○議長(丸山真智子君) 高山住民課長。 ◎住民課長(高山真佐子君) さきの3月議会におきまして、国民健康保険の税率の改正を行わさせていただきました。そのときに税率表は提示しているとおりですけれども、30代夫婦2人、子ども2人、給与収入が400万円のモデルの世帯におきまして令和元年度の保険税を計算いたしますと、志免町の保険税率では2万円ほどの増額の改正となるようになっております。 ○議長(丸山真智子君) 末藤議員。 ◆14番(末藤省三君) そうしますと、今でもこの滞納者がもっと出るんじゃないですか、こんなに値上げをされたんでは。この率でずっと下に年収が少ないともっと高くなってくる確率になるわけですけど、今その滞納者が何世帯あるいは期限つきの保険証渡しとか色々あるわけですけど、もっと増えるんじゃないですか。そう思いませんか。 ○議長(丸山真智子君) 高山住民課長。 ◎住民課長(高山真佐子君) 志免町の国民健康保険税率につきましては、平成20年から10年ほど据え置きをさせていただいておりまして、平成30年に都道府県化になることにも伴いまして税率を改正をさせていただきまして平成30年度に納付税の通知書、保険証をお出ししましたのが4月、6月ということになりますが、今回31年の保険税の改正を受けまして税率、税の通知を出しますのが今月の末となっております。さらに、保険証の交付が制度改正がございまして毎年4月に交付しておりましたけれども、今年度から8月の交付となっておりますので、実際に被保険者証が発行される時期にどれぐらい短期の被保険者、資格証の被保険者がどれぐらい証になるのかというのは今のところちょっとまだ把握できておりません。 ○議長(丸山真智子君) 末藤議員。 ◆14番(末藤省三君) いや、前年度分でいいですよ。保険証をもらわない、滞納して発行ができないという世帯はどのくらいあるんですか。 ○議長(丸山真智子君) 高山住民課長。 ◎住民課長(高山真佐子君) 平成30年度当初に交付しました国民健康保険被保険者証につきまして、じゃ報告をさせていただきます。 被保険者証の世帯数が5,614世帯のうち、通常の被保険者証は4,830世帯で86%、短期被保険者証が681世帯で12.1%、資格証が103世帯で1.9%となっております。 以上です。 ○議長(丸山真智子君) 末藤議員。 ◆14番(末藤省三君) 国民健康保険が協会けんぽよりも非常に高いという形で保険証を滞納して保険証がもらえずに病院にかかることができないと、こういう状況のもとでこれが健康で文化的な志免町の生活実態かと、町長どう思われます。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 議員言われますように保険証、国民健康保険の保険料は非常に高いわけでございまして、今言われますように短期証並びに資格証の割合が14%ぐらいになっているということでございまして、しかしながら病院に行けないということはないわけでございまして、そういった場合には資格証等を出して病院には行ける状況にはなっているわけでございまして、言われるとおり確かに国民健康保険の料金は非常に高いというのは認識いたしておりますが、公平性の観点からそういった意味で御理解をいただきたいというふうな思いでございます。 以上でございます。 ○議長(丸山真智子君) 末藤議員。 ◆14番(末藤省三君) いや、聞いたのはこういうふうにして病院もかかれない人たちがおられるということから見た健康で文化的な生活を、志免町ではそういう人も含めて健康で文化的な生活が行われていると認識をしてありますかと聞いている。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) まず、言わせていただくのは病院にかかれないということはないと申し上げておるわけでございまして、健康で文化的な生活が営まれてるかということにつきましてはそのどれをもってそういう健康で文化的な生活を営むかという捉え方にもよるかと思いますが、病院には行ける状況であるというふうなことしか今言えないわけでございます。 以上でございます。 ○議長(丸山真智子君) 末藤議員。 ◆14番(末藤省三君) じゃ、今度値上げになってもっと滞納者がふえますよね。そうすると、滞納してるから保険証は渡さないじゃなくて、窓口に来れば渡すと、病院にかかってくださいと、いいですよと、そういう解釈でいいですね。 ○議長(丸山真智子君) 高山住民課長。 ◎住民課長(高山真佐子君) 末藤議員が言われますように、被保険者証及び資格証を渡さないということはございません。短期証、資格証というのは一般被保険者と同様に郵送で交付はしておりませんけれども、窓口で交付をしておりますので、先ほど町長も申し上げましたように被保険者証がないため医療機関に受診できないということはございません。 以上です。 ○議長(丸山真智子君) 末藤議員。 ◆14番(末藤省三君) じゃ、窓口に来ればたとえ滞納しとっても保険証は渡していただけるという解釈でよろしいですか。 ○議長(丸山真智子君) 高山住民課長。 ◎住民課長(高山真佐子君) はい、必ずその場合には確かに納税相談等はさせていただくことにはなりますけれども、保険証を渡さず病院にかかれないという状況にはならないように考えております。 以上です。 ○議長(丸山真智子君) 末藤議員。 ◆14番(末藤省三君) じゃ、これから値上げになってもっと滞納者がふえて保険証をもらうことができないと、この人たちが急遽病院にかからなければならないといって窓口に来たときには保険証は渡すと、病院にかかってくださいという解釈でよろしいですね。 ○議長(丸山真智子君) 高山住民課長。 ◎住民課長(高山真佐子君) はい、そうですね、今でもございますが、病院のほうに緊急搬送されたとかという方で病院から御連絡をいただくことがございます。そういう場合には被保険者番号等照会がございますので、お伝えもしておりますし、保険証がないのでというようなことは現状起こっておりません。 以上です。 ○議長(丸山真智子君) 末藤議員。 ◆14番(末藤省三君) 無料低額診療の手続はどのようにしたらいいですか。 ○議長(丸山真智子君) 高山住民課長。 ◎住民課長(高山真佐子君) 大変申しわけありません。今ここでちょっとお答えすることができません。 ○議長(丸山真智子君) 末藤議員。 ◆14番(末藤省三君) 低額診療の窓口は住民課ですか。 ○議長(丸山真智子君) 高山住民課長。 ◎住民課長(高山真佐子君) はい、住民課となっております。 ○議長(丸山真智子君) 末藤議員。 ◆14番(末藤省三君) じゃ、そちらのほうに行って、そちらに請求なり問い合わせなり、色々した場合についてはそういう事情をお話しになると、無料低額診療にかかってもよろしいですよというて窓口のほうでそういう説明もされるわけですね。 ○議長(丸山真智子君) 高山住民課長。 ◎住民課長(高山真佐子君) そのようなお話がございましたら、病院等を紹介するような話をしております。 以上です。 ○議長(丸山真智子君) 末藤議員。 ◆14番(末藤省三君) 次に行きます。 各小学校、中学校の体育館にエアコン設置をと出してますが、まず先に答弁をいただきます。 ○議長(丸山真智子君) 太田学校教育課長。 ◎学校教育課長(太田成洋君) 要望に関するお答えということでよろしいでしょうか。              (14番末藤省三君「はい」と呼ぶ) 小・中学校の体育館につきましては、災害時に避難所となることから将来的に設置ができればとは思いますが、現時点では設置についての予定はございません。 以上です。 ○議長(丸山真智子君) 末藤議員。 ◆14番(末藤省三君) 総務省の通達は来てますよね。 ○議長(丸山真智子君) 太田学校教育課長。 ◎学校教育課長(太田成洋君) 総務省の通達というのは、どういった通達でしょうか。お教えください。 ○議長(丸山真智子君) 末藤議員。 ◆14番(末藤省三君) 緊急事態のときに緊急防災・減災事業、これは文科省が活用できることを徹底したいと、通知したいと、こう答弁されていますけど、この通知の徹底の通知は来てますでしょう。 ○議長(丸山真智子君) 太田学校教育課長。 ◎学校教育課長(太田成洋君) 緊急防災・減災事業債制度というのがあるのは存じております。 ○議長(丸山真智子君) 末藤議員。 ◆14番(末藤省三君) そして、小・中学校の体育館には、その設置をやろうというお気持ちはないんですか。 ○議長(丸山真智子君) 太田学校教育課長。 ◎学校教育課長(太田成洋君) この制度が使えるというのは存じ上げておりますが、今現在では設置については考えておりません。 以上です。 ○議長(丸山真智子君) 末藤議員。 ◆14番(末藤省三君) 考えてないといえども、この体育館についても他の糟屋郡の中でも他の市町村はこの減災資金に基づいてエアコンの設置はしてますよ。申請してますよ。志免町は知らないということじゃないんですか。通達も来ているかどうかもわからないという状況で考えておりませんって、考えてください、そしたら。 ○議長(丸山真智子君) 太田学校教育課長。 ◎学校教育課長(太田成洋君) ほかの市町村については、この体育館を減災基金をつくって設置されたということをおっしゃってるんでしょうか。              (14番末藤省三君「そうです」と呼ぶ) 大変申しわけございませんが、粕屋地区の他市町村で体育館についてこの減災基金をつくって設置をされたというのは聞いておりません。 ○議長(丸山真智子君) 末藤議員。 ◆14番(末藤省三君) だから、この減災、緊急防災・減災事業債、これで他の市町村はエアコンを体育館に設置しようと、これについても文科省を初め総務省、ここは認めてますよ。そのための通知が来ているはずです、これは。そういう形で他の市町村はこのもとに、それはどういうことかというといろいろ災害があって避難場所になったときにこの暑い体育館の中でできないから、このための冷暖房のクーラーを設置してもよろしいと、この通達、その費用は総務省が持つとなってるんです。そういうことじゃないですか。もう少し真剣に考えてくださいよ。だから、課長がしないじゃなくて教育長おられるわけですから、教育長や町長おられるわけですから、いい考えじゃないですかと、なぜならんのですか、そういうことは。 ○議長(丸山真智子君) 太田学校教育課長。 ◎学校教育課長(太田成洋君) 済みません。ちょっと私がほかの市町村について詳しく存じ上げてないかもしれませんが、各市町村について今回普通教室や特別教室のエアコンというのは設置をされております。その中で、これをお使いになっているんではないかとは思いますが、体育館についてこの制度を使って設置をされたというのは申しわけございませんが承知しておりません。 ○議長(丸山真智子君) 末藤議員。 ◆14番(末藤省三君) 課長じゃ、あなたに答弁を求めとるんじゃないんですよ。教育委員会の最高責任者に答弁を求めとるとに、あなた要らんことを答弁せんでよろしいですよ。教育長に求めとるわけでしょうが。 ○議長(丸山真智子君) 高橋教育長。 ◎教育長(高橋秀喜君) 末藤議員にお答えしますが、当初太田課長先ほど申し上げたかと思います、小・中学校の体育館につきましては、災害時に避難所となるということを考えますと将来的に設置できればという思いはございます。現時点では先ほども申し上げましたように、普通教室等についてやっと設置させていただいたところでございますので、今後またそういった事業債の制度を生かすことができればと、また検討してまいりたいと思います。 ○議長(丸山真智子君) 末藤議員。 ◆14番(末藤省三君) 補正予算の特例交付金以外にも7割が交付税導入される緊急防災・減災事業債、これを活用できることを自治体に周知徹底させる、文部科学省の山崎参事官は活用できることを周知徹底したいと、こう答弁してるんですよ。この通知が来てるはずですよ。そういうことを見られないというのはどういう通達の仕方あるいはその管理、どうなっとるんですか、大体。 ○議長(丸山真智子君) 丸山副町長。 ◎副町長(丸山孝雄君) 防災・減災の関係で体育館とかそういった福祉施設の避難場所とか、そういった箇所にエアコンとか設置するならば補助を出しますよという通達は恐らく学校教育課も、それから防災・減災のほうに直接関係します生活安全課のほうに通達がいっとると思います。この質問も受けて、実際にインターネットで見ましたらそういった補助内容とか確かにございました。生活安全課のほうではいち早く中身の検証をしよった状況がありますので、生活安全課のほうからちょっと答弁一部させたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(丸山真智子君) 圓能寺生活安全課長。 ◎生活安全課長(圓能寺豊博君) 今末藤議員が言われました通達につきましては、災害時における避難場所のエアコンの設置ということで生活安全課、それから学校教育課のほうにも届いているかと思います。私のほうの生活安全課で今回エアコンの設置につきまして検証させていただいたところでございますけども、エアコンの設置は小学校、それから中学校の体育館は避難場所となりますのでレンタルで行うように考えをしております。なぜかというと、そのレンタルにつきましては県とレンタル会社について協定を結んでおります。その協定を基づいて市町村からレンタル会社のほうに協力の依頼をできるということを想定できましたので、それをもとにもし災害が起きた場合は避難場所、要は小学校だけではなくて町民体育館、それから西地区体育館、それから保育園、それとか公民館ですね、そういうあたりも含めまして検討させていただいているところです。 以上です。 ○議長(丸山真智子君) 末藤議員。 ◆14番(末藤省三君) 町長今言われるように、この言われるところの立ち上げで小・中あるいは体育館についてのエアコンの設置、早急にすべきだと計画でも立てるべきだと思いますけど、生活安全課のほうでそれされてるということですので、早急にやっていただく、いかがでしょうか。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 先ほど教育長から申し上げましたとおり、小・中学校の体育館が災害時の避難場所に指定をされているわけでございまして、言われます資金面につきましては地方交付税の交付金算入率の70%ということでございまして、実際は地方交付税といってもいろんな対象品目があって、これに対して地方交付税がこうこうというのはなかなか難しいわけでございまして、算定基準には乗るということでございますので、そういった70%のそういう補助があるというようなことではないかなというふうに思います。そういった意味では、小・中学校の冷暖房の設置につきましては将来的にといいますか、検討をしなくてはならない、今生活安全課長が申し上げましたように緊急の場合には今言いますレンタル等で県との契約が結ばれてるということもございますが、先ほど教育長が申し上げましたとおりしっかりと検証をし、費用面でどれくらいかかるかということも検証していきたいというふうな思いでございます。 以上でございます。 ○議長(丸山真智子君) 末藤議員。 ◆14番(末藤省三君) 中教審が中央教育審議会、ここが働き方改革といたしまして勤務時間上限に関するガイドライン、これは超過勤務時間を最大月100時間、これを過労死の容認のガイドラインができ上がった、この教育審議会の働き方改革をどのように受けとめてあるんでしょうか。 ○議長(丸山真智子君) 高橋教育長。 ◎教育長(高橋秀喜君) 末藤議員にお答えします。 中央教育審議会が平成31年1月25日に出された新しい時代の教育に向けた持続可能な学校指導運営体制の構築のための学校における働き方改革に関する総合的な方策についての答申ということで、学校における働き方改革の目的、そして方向性、勤務時間の管理、業務の明確化など教職員の長時間労働の改善や職場環境の改善などの問題について取り組むこととされております。 以上です。
    ○議長(丸山真智子君) 末藤議員。 ◆14番(末藤省三君) 100時間の時間の範囲はどうでしょうか。 ○議長(丸山真智子君) 高橋教育長。 ◎教育長(高橋秀喜君) 上限の目安の時間のことだと思いますが、まず1カ月の在校時の時間等につきましては超過勤務が45時間以内と、1年間でいきますと360時間以内というふうに示されております。 ○議長(丸山真智子君) 末藤議員。 ◆14番(末藤省三君) いや、中教審が出した働き方改革では最大月100時間未満までを認めると、いわゆる過労死容認のガイドラインになってるんではないですかと聞いてるんです。先般教職員の働く時間帯の把握するためにタイムレコーダーの設置を要求しましたけど、その後どうなりましたか。 ○議長(丸山真智子君) 高橋教育長。 ◎教育長(高橋秀喜君) いろいろと検討させていただきまして、タイムレコーダーという名称ではありませんが、それにかわるものとして各小・中学校勤務時間、いわゆる出勤から退勤の間をきちんと把握できるようにパソコンを導入して、その何ですか、きちんと時間も正確に把握、管理職がきちんと把握できるような体制を整えたところでございます。 ○議長(丸山真智子君) 末藤議員。 ◆14番(末藤省三君) それは県の予算で配分されるということですか。 ○議長(丸山真智子君) 高橋教育長。 ◎教育長(高橋秀喜君) これは町の予算の中でやっております。 ○議長(丸山真智子君) 末藤議員。 ◆14番(末藤省三君) じゃ、県教がそういう管理をしていくということに予算化されてるようですけど、それは何か把握してありますか。 ○議長(丸山真智子君) 高橋教育長。 ◎教育長(高橋秀喜君) 申しわけありません。県のほうの管理というのがちょっと把握できておりませんが、うまく何といいますか、とても安上がりできちんと機能的にできるというソフトが見つかりましたので、それを活用しているところでございます。 ○議長(丸山真智子君) 末藤議員。 ◆14番(末藤省三君) 子どもの発達や学習を保障するという教育、教員本来の専門性およそ尊重されていない答申だと私は読んで感じましたけども、月100時間も超過勤務させるという、そういう形でいいんでしょうか。 ○議長(丸山真智子君) 高橋教育長。 ◎教育長(高橋秀喜君) この働き方改革の目的でございますが、この目的というものは教師のこれまでの働き方を見直しみずからの授業を磨くとともに日々の生活の質や教職人生を豊かにすることでみずからの人間性や創造性を高め、次です、子どもたちに対して効果的な教育活動を行うことができるようになるというのが大きな目的でございます。これに反するようなことはすることは望ましくありませんので、各学校におきましてもこの時間数をしっかりと把握し、さまざまなどうしても超過勤務になりがちな傾向もありますので、そこを解析してきちんと時間内にというのはなかなか厳しゅうございますが、多少とも超えることはあるかとは思いますが、できるだけ働き方の改革が進むように指導してまいりたいと思っております。 ○議長(丸山真智子君) 末藤議員。 ◆14番(末藤省三君) 教員1人当たり1日4こま授業負担という国の基準が投げ捨てられたから100時間の容認する答申ではないかと私は思うんですけど、いかがでしょうか。 ○議長(丸山真智子君) 高橋教育長。 ◎教育長(高橋秀喜君) 4こまというのがちょっと私よく把握できないんですが、文科省が言ってる、その4こまという意味がちょっとわからないんですけども、しかしながらやはり日ごろ学校の中で各教師が子どもたちと学校の時勢に合わせて働いている中でのことかと思います。 以上でございます。 ○議長(丸山真智子君) 末藤議員。 ◆14番(末藤省三君) 1日の勤務時間8時間のうち4時間を正規の教科指導に当てることの考えから、1日4こまというのが出てきたんですね。 ○議長(丸山真智子君) 末藤議員、時間となりましたけど。 ◆14番(末藤省三君) 終わります。 ○議長(丸山真智子君) 末藤議員の一般質問を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 議会運営委員長報告及び質疑 ○議長(丸山真智子君) 日程第2、議会運営委員長報告を議題とします。 末藤議会運営委員長。 ◎議会運営委員長(末藤省三君) 議会運営委員会の報告をいたします。 6月10日に一般質問終了後に議会運営委員会を開催をいたしまして、今定例会の初日の委員長報告についての質問に対しまして委員長答弁が不十分な点がございましたので、議会運営委員会を開催し協議をいたしました。 まず、一般質問通告に掲載する図表等は全て別紙資料として配付することといたしました。 次に、一般質問の内容につきましては全て可能とも受け取られる答弁になっていましたが、補足させてもらいますが、申し合わせ事項として両委員会の継続審査及び現付託案件については質問しないということになっております。 以上であります。 ○議長(丸山真智子君) ただいまの報告に質疑はございませんでしょうか。 古庄議員。 ◆13番(古庄信一郎君) 質問したのは私ですけども、質問した趣旨と全く違うといいますか、完全に何でもできるというふうに肯定された断言された回答であったわけです。申し合わせ事項の継続審査とか付託案件は質問しないと、これは申し合わせ事項でこの前段に議会議員必携を見てください。何を、こういうことをしてはいけませんよということもきちっと明記されてるじゃないですか。そういうことが大事なんですよ。議運の中でもう一回それしっかり読んで、そして何をもって何でもできるかというようなことではないんだということをもう一遍やってください。こんなことの報告を受けるために言ったんじゃないんですよ。しっかりと議員必携の中に一般質問とはというところに明記されてますから。 今私ここには持ってませんけど、町政に関係ないこととか、それから志免町の行政を行っている一般事務からそういったものから逸脱することとか、町政に関係のないようなことについてはすべきではないんですよ。それもまた明記されてますよ。だから、国でやってる中央のこととか、よそのこととかいろんなことをこの議場でそういうことを一般質問の中ではやるべきではないですよということも含めて、しっかり明記されてますよ。だから、そういうことを私はこの前問いかけたんです。自分の議会の中の継続審査とか付託案件になってるものについてやらないというのは当然のことですよ。もう一遍議会運営委員会やり直して、そのあたりをもう一遍確認して報告してください。もういいよ。 ○議長(丸山真智子君) 委員長、お答え願えませんか。末藤委員長、お答えお願いします。 ◎議会運営委員長(末藤省三君) 一応この前の御意見をもとに委員会を開いて、先ほど言いましたようなことになってます。議員必携の質問の範囲とか質問の通告とか効果その他について議員必携には載っております。そこももう一度精査して、御報告したいと思います。 ○議長(丸山真智子君) 古庄議員。 ◆13番(古庄信一郎君) 報告をされるときの効力これは本議会の議事録に載るんですよ。議長今言ったけど、しましたからという報告しても意味ないんですよ。何をもってこういうことはするべきではないですよというようなことをきちっと報告しなきゃいけないんですよ。だから、委員長が言われるようにもう一回議運開いてやるということは、それは当然のことですよ。何を求めているかということをしっかりわかっていって対応していただきたい。 ○議長(丸山真智子君) 答弁はよろしいですか。今もうされましたので。 ほかにございませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山真智子君) ないようですので、これで質疑を終わります。 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれで散会いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~              散会 午後2時16分...